
湖西山方自動車で整備士見習いをしている奥田です。今回は練習ということで自分のレガシィのタイミングベルトを交換しました!
僕のレガシィ、NAですがいっちょ前にツインカムなのでターボ車と同じ工程で作業していきます。
まずはアンダーパネルやラジエーターファン、アッパーホースにエアクリーナーのダクトなど邪魔そうな物を外していきます。
この辺のパーツも初めて外しましたが思ってたよりサクサクと外せました。
EJ20、ベルト類が全部こっち向いているのでなんかすごいやりやすそうな印象でした。
作業前に色んな方のブログや動画などを予習で見ていてラジエーター本体まで外している人がいましたが、そこまで外さなくてもできそうだったので外しませんでした。もう既に広々空間です。
手前の補器ベルトを取り外してカバーを開けてみると…「あ!動画(予習)で見たやつや!」となりました笑
動画で見た作業と同じ作業をしてるんだなぁと実感しました。
今回はやらなかったのですがこのプーリーを外すのがSSTを使っても超大変らしいです。整備士レベルが上がったらいつか挑戦したいです。
次は真ん中のクランクプーリーを外します。
普段使ってるインパクトではギリ入らなくて使えませんでしたが、しっかりと狭い場所でも使えるコンパクトなインパクトがあったのでそれで外しました。
クランクプーリーを外してカバーを外したらついにタイベルがむき出しに!
クランクプーリーをはめてエンジンの回転方向(時計回り)に回して印の位置に合わせます。
前回タイベルを交換した整備士さんがしっかりと正しい位置に黄色のマーカーで印を付けていてくれたのでありがたく参考にしました。
MT車のみついているガイドを外し順調に作業が進んでいたのですがここで問題発生!タイベルを外すとカムシャフトたちがフリーになって勝手に回っちゃうのでそれを阻止するSST(カムロックツール)を挟む必要があるのですがこのエンジンに合うやつがありません…ない頭を使って考えた結果そこら辺のステーで自作することに…
↓こんなやつです(アストロプロダクツ カムロックツール使用イメージ)↓
昼休みの時間に最寄りのナフコで買ってきました!
思ってたより完璧です笑
ボルトの頭の六角でプーリーの歯と歯の間を挟んで止めてます。(プーリーに傷が付きそうですが即席自作SSTなので許してください…)
本物SSTと比べると全然しょぼいですが一応しっかりロックできています。
この状態で向かって左下のプーリーを外してタイベルを外します。
外すのも大変だと思っていましたがスルッと外せました。
タイベルは定番の三ツ星ベルトです。練習として自分で替えてみと言うことで代表が買ってくださりました。ありがとうございますm(_ _)m
地獄の組付編です。右バンク側からはめるのが定番みたいです。かっっったい!!
硬い硬い硬い!助けてHELP!
代表の力も借りて何とか付けれました…自作カムロックがガッチリしてないので一コマずれそうになったりしてめちゃくちゃ大変でした。
後は外したものを順番に組むだけです。
組めたのでエンジンをかけてみると…
「キュルルルrrrrrrrrrr!!!」
ビックリするほどベルトが鳴いているのでみてみるとユルッユルでした^^;
気を抜いたり油断していたわけではないですが最後までしっかりやらないとダメですね…
てなわけでしっかりベルトを張りなおして抜いたクーラントを入れれば完成です!!
予習している段階では全く出来る気がしていなかったのですがやってみるとなんとか出来ました。
今回は自力でできませんでしたが次からは一人でできそうです。次回やるときはしっかりしたカムロックツールを用意してやりたいです笑
タイミングベルトが張りすぎて(硬すぎて)入れるのが本当に大変だったので筋トレも必要だと思いました。代表にSOS出した時にはもうヘトヘトで腕に力が入りませんでした…
外すまでの前半はものすごくスムーズに進んだので次やるときが来たら組む後半も前半並みのスムーズさでできるようなりたいです。
初めてのタイベル交換、大変でしたがめっちゃいい経験になりました!楽しかったです!!
2025/5/18 作成者:奥田